ラーゼフォンの感想

suzaku20032006-04-18

第21楽章

ゼフォンの刻印

一色新司令官によって、TERRAのダウンフォール作戦が発令された。6機のT・Jバスターを使ってTOKYO JUPITERの絶対障壁を消滅させるものだ。一色に協力を迫られた綾人は、考える時間を与えられて、小夜子や樹と会うが、自分の言葉が微妙にすれ違っていることに、まだ気づくことができなかった。自分の身体に記されたゼフォンの刻印の意味にも…。そして、六道家にかくまわれていた守は優しく接してくれていた恵に対し豹変する。守はムーリアンだった。綾人はショックを受けた。守は綾人を監視する人だった。守は姿を消し、恵を解放した。

第22楽章

木星消滅作戦

遙は一色の不興を買って解任されてしまった。六道家の綾人は絵筆をふるい、バーベム島の久遠は一心不乱にピアノを弾く。
綾人の絵がついに完成したとき、玲香が姿を現した。彼女はイシュトリ……オリンを完全なるヨロテオトルへと導く者であった。久遠の前にもイシュトリが出現し、ついに黒い卵が割れていく。
一方、東京の絶対障壁は完全に消滅、ダウンフォール作戦は成功したかに見えたが、それは新たな始まりに過ぎなかった…。綾人は、ついに絵を完成した。だが、そこに三嶋が現れた。綾人は、最初に見せたかったのはあなたじゃない、この絵を描きたかったわけじゃないと綾人は言った。三嶋はその絵の中に入っていった。三嶋は、ラーゼフォンを使い、街を破壊していた。綾人は、自分の描いた絵をナイフで切り刻んだ。三嶋はその影響で苦しんだ。そして、三嶋は何処かに行ってしまった。

第23楽章

ここより永遠に

東京ジュピターは消滅した。しかしその結果、世界各地にMUの空中都市が出現、増殖を続け、ラーゼフォンは次元卵へと回帰してしまう。
九鬼は、巨大ドーレム・ラルゴを操りニライカナイへと迫る。TERRAはニライカナイの全島民を艦隊に移乗させ撤退を開始する。リーリャ・リトヴァクの避難民の中にいた綾人は、船上で美嶋玲香と再会する。気づくと2人は時の祠の前に佇んでいた。
その頃、誰もいないはずのTERRA本部に1人の男の姿があった。それは、功刀指令だった。
功刀は、巨大ドーレムを倒すため、1人残っていた。九鬼は功刀に「私を倒すのは不可能だ」と言ったが、功刀指令は最後の手段で、東京ジュピターのやり方でニライカナイは消滅した。
皆は功刀指令に向かって敬礼をした。綾人は、三嶋に呼ばれた。三嶋は綾人がいないと怖いと言った。綾人は最初は動揺していたが、綾人は誰かを守りたい人がいると三嶋に言い、綾人と三嶋はラーゼフォンに乗った。